スティーブン・ブライアー
この男は研ぎ澄まされた凶器の色をしている。
九条奏多
纏う分厚い理屈の奥に人の心を隠している。
早苗準
男に愛されることを至福とするこの女は
目の前の男が欲する女の姿を借る。
真の姿は白無垢を纏う妖狐。
向坂七緒
守りたい者の為ならば
己を圧し業を背負うことすら厭わない。
八代梅子
赤を想う心は彼女の頭を食い果たし
かつての神の寵愛はとうに散り果てた
釘崎ひかる
人に認められたい気持ちと拒否されたくない気持ちから
相手を自らの真意に触れさせまいとする。