百道零(ももち れい)は
赤軍に所属する。切り込み隊長。
赤茶の髪に紫の瞳。
熱くなりやすい性格で使用武器は刀。
背中に刺青がある。
8/13生 22,3歳(
月江と同じ代)。168cm/75kg
人称「俺/おまえ、てめぇ」「おい」とか感嘆詞で呼ぶことも多い。
隆照の弟子。
罪切の兄弟子。
隆照のことは「ジジイ」と呼ぶ。刺青は阿修羅。防刃スーツ。
詳細は百華繚乱編(1話:
0への願い)で。
父親は平和活動家で牢屋の中と外を行ったり来たり。
学がなければ戦えないとの理由で、一応小学校(白)には行かされていたが
隆照に拾われてからは学校に通っていなかったため、何となく発言に学がない。
10歳程の時、父が投獄され路頭に迷っていたところ、
隆照に拾われる。
隆照は、百道の怪力と動体視力の良さを活かすべく
コントロールの正確さ・細やかさを身につけさせた。
人殺しは一切したがらず軍にも入りたがらずだったため
対人試合の訓練として、下町の空手道場にも通わされていたとか。
ちなみに隆照が直接教えてたのは一刀流剣術。学ぶ姿勢は大変真面目で熱心だった。
16歳程で隆照に「合格や!」っつって放り出された後、しばらく無所属だったが
ひょんな事で初めて人を殺してからいろいろとあり、
そのうち出来たばかりの赤の誰かに言いくるめられて赤を名乗り始める。
愛刀は1.5kg近くある剛刀。隆照が知り合いの刀匠に作らせた物らしい。
現在は関東をメインに活動中。
基本的に優しい部類の人。さりげなく相手に合わせてくれていたりもする。
たぶん面倒見が良い。
戦争は終わって欲しい。終わらせる為には戦争やってる偉い奴を潰せばいいと思う。
でもどれが偉いのかイマイチわかってないので
赤上層部には適当な事言われて良いように使われているという感じ。
隆照が
罪切を赤に入れるにあたって、頼りにしたのはこいつ。
百道なりに気にかけてくれてるし、今もよく会っている様子。
「榊」時代の罪切を本名で呼んでしまい嫌味を言われる事数度、
罪切の事は名前で呼んでくれなくなりましたとさ。
「あれ」とか「あいつ」とか言ってたらだいたい罪切の事なのでしょう。
【父さんについて】
百道和夫(ももち かずお)
平和活動家。元大学教員(助教。憲法学者)。所持するスーツはほとんど灰色。
ちなみに母親の方は戦争に巻き込まれて死んだとかな気がする(てきとう)。
活動は平和集会を開いたり本や論文を書いたりが一応メイン。
罪状は窃盗と器物損壊、不法侵入。複数の高校の武器の破壊・盗難事件に関わっているとされている。
それらの事件は過激派平和活動グループが百道に感化されて勝手に起こしただけで
百道和夫自身は関わっておらず冤罪だと言っている人も多数いるが、真偽不明。
実際、服役中の現在も似た事件は起こっているが、
そもそもそれが平和活動グループによるものか、他軍による窃盗なのか定かでない。
大学教員の職を追われたのは零が小学校に上がって母親が死んで以降、
高校における武器盗難の事件に関わっている可能性などが囁かれるようになったため。
零10歳の誕生日にはじめて投獄される。
16歳ぐらいの時に一度釈放されるが(
0への願い)、その後再び投獄されたらしい。
獄中でも出来る限りの文筆活動は続けてる。
息子・零に対する教育はある意味大変厳しかった。
人を殺すのはもちろん武術なんか学んじゃ駄目!人を殺すゲームも駄目!
その割に生活に必要な事とか殆ど教えてくれなかった。だから一人で生きていけず隆照なんかに…
それでも零は幼心に
集会で演説している姿やパソコンとにらめっこしている姿をカッコいいと思っていたし
父さんが本を出しているということを誇りに思ってすらいたんだぞ。
名前「零」は、戦争で亡くなる人が0になるようにとの願いから父がつけた。
※ネタバレがたくさんあります。
TOPページ
他のキャラメモ
罪切家に関するメモ 関東インペラトル参謀連盟に関するメモ